PROFILE
yu-
茨城県生まれ
フォトグラファ玉川竜氏に師事
屋久島移住
2008年 写真展「呼吸を意識しなくなる日」ギャラリー白樺 鹿児島
2015年 屋久島国際写真祭(YPF)オフィシャルフォトグラファ
2015年 YPF PhotoDoc in Paris 出展
2016年 YPF in フランス アルルフォトフェスティバル サテライト出展
2017年 「Nuit de la Photo」in スイス・フォトフェスティバル出展
屋久島国際写真祭(YPF)ポスター起用・出展
YPF グループ展 in アルル・フランス
「No'Photo」in スイス・フォトフェスティバル出展
2017~2018年
「73e Biennale d'Art Contemporain」in スイス・現代アート展出展
屋久島が故郷の人々
移住して暮らしている人々
どちらも深く 自然と人が関わっており
暮らしを大事にしています。
私もその一員でこの島の自然のなかでの暮らしを楽しみながら、写真を撮っています。これからも、この島を拠点としながら、国内外での活動をしていきたいです。
yu-
Biography
Born in Ibaraki, Japan in1981.
In 2008, I moved Yakushima.
I learned Photography at Vantan Design Institute, Commercial photography course.
Worked as an assistant at Roppongi Ryu Studio Tokyo.
Worked as an assistant to Mr.Ryu Tamagawa who is a famous fashion photographer in Japan.
I currently live and work Yakushima which is the Natural World Heritage site in Japan.
My work pieces are published in the magazine focused in Yakushima culture.
Managing private photo gallery.
A member of executive committee of Yakushima Photography Festival ( YPF )
CHRONOLOGY
2017 to 2018
73e Biennale d'Art Contemporain , La Chaus-de-Fons , Switzerland [work piece title BIAS]
2017 No Photo, Geneva, Switzerland [work piece title A Dense Fog]
2017 Nuit de la Photo, La Chaux-de-Fons, Switzerland [work piece title A Dense Fog]
2017 YPF exhibition, MONSTRE, Arles [work piece title TEN]
2017 Yakushima Photography Festival(YPF) exhibition・poster
2016 YPF exhibition in LES RENCONTRES D' ARLES EXPOSITIONS satellite [work piece title MAME]
2015 YPF, PHOTO DOC, Paris, France
2015 Exhibition at Gallery KIANU ,Yakushima [work piece title SHIMANIWA]
2015 Yakushima Photography Festival,(YPF), staff, official photographer
2014 I have establishment photography gallery "KIANU" (ex-.Gallery yu-photographs) in Yakushima
2008 Solo exhibition at Gallery SHIRAKABA in Kagoshima, Japan
2000 Solo exhibition at Gallery UBIC in Tokyo, Japan
「移住した意味」
東京に住んでいた時は、なぜか自然のある公園や、高台などの眺めのいい場所へ行って写真をよく撮っていました。
何故だったのかは、屋久島に来てからわかったことでした。
その前に。
小さい時に自然の中で遊んだ数少ない経験は、家族で河原で飯ごう炊飯をしてカレーを作ったこと、小学校の総合学習で飯ごう炊飯の行事があったこと、そして町内の「子ども会」で父親と姉と行ったキャンプです。この父親とのキャンプの記憶が鮮明で。
父親が作ってくれたお味噌汁が残ると、水筒に入れて持たせてくれたことを覚えています。
それまでお味噌汁はお碗に入ったものしか知らなかったので、衝撃的でした。
さらに水筒で飲んだときの美味しさといったら!
「キャンプって、こういうことがアリな世界なんだ!」
と、外の世界に魅力を感じた瞬間でした。
それからすぐにアウトドアに触れることはなくなり、その楽しさも忘れて行きました。忘れたというか、いつかまた…という憧れに変わりました。
そのまま年月が過ぎて、専門学校で都会の中を撮るルポの時間があっても、本当に感動して撮っている写真はなかったように思えます。
何年かして、親友がリゾートバイトで南の島に行くということで、私もリゾートバイトで憧れの屋久島に来ることになりました。
就いた先は昼間の5時間ほど中休みがあり、屋久島で遊び尽くす最高の時間でした。
その頃に出会った人々と、屋久島を覆う自然の中で、自然と共に遊んだことが、私のアウトドアへの憧れを思い起こさせてくれたように思います。
その後は「皆既日食」があり、島を離れられなくなるきっかけの出来事でもありましたが、一番の理由は、自然の中で火を焚いて遊ぶことや川や海で遊ぶことがすぐに出来るこの島に虜になり、またここで生きる人々に魅了されたこと以外の何ものでもありません。
もちろん生活を始めるとなると、離島ならではの住宅問題とか、「365日雨が降る」と言われる屋久島でのカビの対策とか、旅とは全く違う問題も勃発してきます。
何度も心が折れそうになりますがその度に乗り越えて、今この屋久島に住んでいます。